季節の豆知識（夏）

長時間クーラーのかかった部屋にいてカラダが冷えすぎたり、クーラーのきいた部屋と暑い室外を往復することで自律神経のバランスが崩れたりして起こる病気です。

そのままにすると｢肩こり｣や｢頭痛｣｢手足の疲労感｣のほかに、ひどくなると｢吐き気｣をもよおしたりしてします。そこで、その対策としては

1.外気温と室温の差を５度以内にする
2.クーラーの風を直接当てない
3.ちょっとした羽織ものを着たりひざ掛けを使う
など、自分のカラダに過信せずしっかりとした対策で体調管理をして今夏の猛暑を乗り切ってください。

手軽にできる「つぼ療法」として、夏バテの時に元気を出させるツボして「涌泉（ゆうせん）」というツボがあります。

湧泉は漢字でわかるように、元気（源気）が、泉のように湧いてくるところです。ですから、からだに元気が戻り、からだの疲れを、取り除くのに効果があるツボです。
場所は足の裏のちょうど中心よりやや上（指の方に）です。

足指をまげるとちょうど「くぼみ」の出来るあたりです。ここを、丁寧に２０～３０回押圧するとよいですよ。

新茶

新茶時期の出始めは、新芽を手で摘んだ上質なお茶が手摘み茶となります。
八十八夜に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されています。

茶摘み最盛期である八十八夜、縁起を担ぐという意味合いと気候条件も含めてこの時期のお茶は極上とされています。
お茶の新芽には前年の秋からひと冬越えて蓄えられた成分があふれています。

一番茶は二番茶以降のお茶よりも、うまみのもとであるテアニンなどの成分を豊富に含んでいます。